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「MCTオイル」と脂肪燃焼作用

2,3年前からでしょうか、MCTオイル」という名称を見聞きするようになりました。スーパーの油(脂)コーナーでも亜麻仁油やえごま油と同じ扱い(健康的な扱い)で置いてあります。

 

MCTは、母乳やココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な油よりも素早くエネルギーになりやすいという特長から、これまで50年以上に渡り、医療現場やスポーツ分野における栄養補給、生活習慣病予防など、様々なシーンで活用されてきました。その中で近年MCTが注目される理由に、脂肪燃焼作用があげられます。本日はこの脂肪燃焼作用を見ていきます。

 

まず人がエネルギーを作り出すメカニズムは、誰もがご存じ、糖質をエネルギー源とする「糖燃焼回路」です。しかしそれ以外にも実はあるのです。それが「脂肪燃焼回路」です。こちらは脂質をエネルギー源とします。よく順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座教授の白澤卓二先生が「ケトン体回路」を回すことを勧められますが、ケトン体回路こそがまさに「脂肪燃焼回路」です。

 

私は白澤先生の著書も何冊か読んでいますが、下の記事を読むまでは、お恥ずかしながら、この両回路を同時に回せることを知りませんでした。私の知識ではまず糖燃焼回路から回り始め、その回路が底を尽きたら、ようやく「脂肪燃焼回路」が回るという理解でした。

 

そのこと自体は間違っていませんが、なんとMCTオイル」を継続的に摂取することで、両回路を同時に回す体質になれるというのです。これには正直驚きです。

 

最近流行りのプチ断食や糖質制限は、血糖値を上げずにインスリンを分泌させない時間をつくることで、全身の細胞を修復させる役割りをもたせます。しかしそれだけではなく、同時に「脂肪燃焼回路」も回せることが、あらゆる医師から推奨される点になっています。

 

このプチ断食や糖質制限が普段からできれば、鬼に金棒です。しかしほとんどの方はそれは難しいでしょう。そこでMCTオイル」です。このMCTオイル」を1回だけでなく、継続的に摂取することで、体内にケトン体が生成され「脂肪燃焼回路」を動かしてくれます。それも「糖燃焼回路」が回っているときも・・です。

 

私は5年以上前からえごま油や亜麻仁油など、αリノレン酸を摂取することで、悪玉コレステロール(LDL)を下げることに成功しています。確か2011年か2012年ごろだったと思いますが、悪玉コレステロール(LDL)値が異常に高く再検査を求められたため、私なりに調べて摂取し始めたのですが、たかだかそれだけで、あとの食生活は何一つ変えずに数値が大幅に下がりました。(当時のLDL数値は記憶していません)

 

ですので、もしあなたが脂肪燃焼作用に関心があれば、とりあえず今の食生活はそのままに、「MCTオイル」を摂取する習慣を身に付けるだけで、それなりに効果は実感できるかもしれません。実際に2021年1月のヒト試験で、脂肪が燃焼しやすい体質になったことが数値として明らかになりました(下の記事を参照ください)

 

継続的に摂取するとなればそれなりにランニングコストはかかりますが、それでも1本(145g)800円くらいです。最初の目安は小さじ1杯(4.6g)と言われますので、「145g÷4,6g=31日」で、1ヵ月800円です。(←イオンのトップバリュー調べ)

 

1ヵ月800円で「脂肪燃焼回路」が回せる体質に変われるのでしたら、私は決して高くはないと思います。人によってはむしろ安いと感じるでしょう。さっそく私もこのGWに買いに行きたいと思います。

 

ちなみにMCTオイル」はえごま油や亜麻仁油と同様、加熱に不向きのため、そのままダイレクトに摂取しなければ効果は見込めません。無味無臭のためそのまま摂取したり、サラダにかけたり、スムージーにかけたりするのがお勧めです。私はえごま油も亜麻仁油もスプーンにポッカレモンを1滴垂らしてそのまま摂取するため、MCTオイル」も同様になると思います。

 

MCTオイル」と脂肪燃焼作用

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

bg-mania.jp