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「キノコ」とがんリスク

以前から言われていたことですが、このたび改めて「キノコ」を食べるとがんのリスクが減少することがわかりました。具体的には、「キノコ」を毎日18g(約1/8~1/4カップ)食べた人は、キノコを食べなかった人に比べてがんのリスクが45%低くなったとのこと(しいたけ1個で15gの計算)。

 

明かにしたのはアメリカ・ペンシルベニア州医科大学の薬理学者ジョン・リッチー氏らの研究チームで、「キノコ」とがんに関する17の研究の分析結果を学術誌「Advances in Nutrition(2021年3月16日付け)」に発表。少し詳細を除いてみます。

 

研究チームの一員であるペンシルベニア州医科大学ジブリル・バ氏は、「体内に抗酸化物質を補充すると、酸化ストレスから保護され、がんのリスクを下げるのに役立つかもしれない」と予想。

 

研究チームは、1966年から2020年に発表されたキノコの摂取とがんに関する複数の研究を調査。これにより彼らは、1万9500人以上のがん患者を含む17の研究を特定し、これらをメタ分析、すると上記の結果が明らかになりました。

 

ところでなぜ「キノコ」なのか?

 

それは「キノコ」には希少なアミノ酸誘導体「エルゴチオネイン」が含まれていて、独特の抗酸化作用と抗炎症作用があることが理由とのこと。

 

メタ分析でそのような結果が出たのですから、詳細はさておき、私たちは1日18gを目安に積極的に摂取したいところです。また「キノコ」には食物繊維が豊富に含まれていることは有名で、下の記事には載っていませんが、私は腸内環境を整えられるという点も、今回の結果に無関係ではないと思います。

 

「キノコ」はただ茹でて、ポン酢をかけて食べるだけでも美味しく頂けるお手軽食品。私のような独身でも毎日とはいかなくても、2日に1回は続けられそうです。

 

私たちの健康(内臓・血液)は、「食事と運動、睡眠」に大きく左右されます。その中でも食事は毎日必ず摂るもので、それゆえ習慣がモノをいいます。習慣づけには、まずは「意識」が必須で、そして「行動」です。

 

がんがご心配な方はぜひ本記事を参考に、まずはできる範囲から食事に「きのこ」を添てみてはいかがでしょうか。

 

「キノコ」とがんリスク

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

nazology.net